乃木坂46

舞台「夜は短し歩けよ乙女」を観劇したお話

生活様式が変わって、気付けば一年。
プロ野球やJリーグでは有観客の試合が行われるようになり、ライブや舞台も少しずつ有観客で行われる公演が増えてきました。

久しぶりに有観客の舞台「夜は短し歩けよ乙女」の初日公演を観劇したので、更新することにしました。

舞台「夜は短し歩けよ乙女」

あらすじ

京都の大学で同じクラブの先輩と後輩。
先輩は後輩の「黒髪の乙女」に恋をする。
そして「ナカメ作戦」を決行!「先輩、奇遇ですね」
「たまたま通りかかったものだから」
そう、ナカメ作戦とは「なるべく かのじょの 目に留まるようにする作戦」のこと。しかし「黒髪の乙女」は先輩の想いに気づかず、先輩の一方的な片想い。ある時クラブOBの結婚式があり、お祝いの席に2人も参加する。
「黒髪の乙女」は飲み足りず夜の先斗町に繰り出し、先輩も後を追うが見失ってしまう。
この後、2人は様々な場所で様々な人々や不思議で奇妙な出来事に遭遇する。そんな不思議で奇妙な一夜を先輩と過ごし「黒髪の乙女」の心にも少しずつ変化が起きてー

引用:夜は短し歩けよ乙女 Story

感想

黒髪の乙女の役が久保さんにピッタリでした。
京都の風景の映像を背に、ラップを歌いながら舞台上を歩き回る場面があります。
色々な場所に映されるのにあわせ、他の演者の方が次々と入れ替わりで舞台に登場するので、黒髪の乙女と一緒に京都を歩き回っているような気になります。
W主演というこもあり、セリフ量や舞台上に登場する時間は多かったです。歌の場面も多く、竹中さん演じる李白との掛け合いなど目立つ場面がたくさん。
最近の久保さんのモバメから、他の演者の方々との仲の良さが伝わるメールが多かったのですが、それが舞台上からも伝わってきました。

また、もう一人のW主演で先輩役の中村壱太郎さんの素敵でした。歌舞伎では女方の役が多く、舞台などへの出演は少ないとコメントにはありましたが、そんな風には見えなかったです。冴えない先輩を巧みに演じつつ、歌舞伎者らしい場面も少しあるので、観られる方は楽しみにしててほしいな。

会場が新国立劇場 中劇場ということで、1000人ほどの会場。
昨今の情勢を踏まえ、チケットの切り取りは各自で行い、連絡先を裏に書いた半券を回収、終演後の規制退場など、対策がしっかりされていました。
無事に上演できるようにしてくださったスタッフさんに感謝です。

ここまで人数が集まったイベントに参加するのがすごく久しぶり。会場が笑い包まれると場面の面白さにあわせ、同じ時間・空間を会場みんなで共有できて、現場で観る舞台っていいなと感動。終演後には、トリプルカーテンコールにスタンディングオベーションが起こる、最高の初日でした。

東京公演は6/22まで、大阪公演は6/26,27に行われるので、お時間がある方はぜひ行って欲しいです。
千秋楽までキャスト・スタッフの皆さんが駆け抜けていけますように。

to be continued

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